山梨クィーンビーズ

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2023.3.5 VS 新潟 第2戦

山梨QB 83– 71 新潟
ボックススコア・見逃し配信は、こちらでご覧ください



今季の川中島の戦いは五分の星

今日の試合も、昨日同レンジのブースター・横断幕にで囲まれた村松体育館 さくらアリーナで13時トスアップ。
先制したのは今日も新潟
しかし、今日のクィーンビーズは昨日の課題として残ったボールが外で周る重いオフェンスを打破するため、土田・濱西が果敢にドライブ。
その結果として新潟のディフェンスに生じるズレた隙間から効率よくスリーを沈め、新潟は1ピリで早くも2回のタイムアウトを使って流れを変えようとするが、23-17とクィーンビズが6点リードして第2ピリオドへ。

2ピリに入ると、クィーンビーズのオフェンスを凌ぐ新潟が息を吹き返し、残り4分23秒で29-26と3点差に迫られ金子寛治ヘッドコーチがタイムアウトを要求。
今日のクイーンビーズは「自分も含め、皆んなを見ていて『楽しそうにバスケをしてない』と感じた。試合が始まる前に『もうちょっと良い顔してバスケしようよ。新潟の方が、どんな場面でも楽しそうにバスケしてるよ』と声をかけた」と試合後に語った岡萌乃がタイムアウトの度に「良い顔してバスケをしよう」と声をかけて選手を送り出す。残り2分40秒で31-32と初めて新潟にリードを許すが、この試合12得点のアーリーエントリ三好青花のスリーで再逆転。前日に続き、今日も苦戦していたリバウンド獲得数も19本と新潟に追いつき40-32とリードを広げて前半を終了。

3ピリのスタート、ボールが手につかずもたつく場面も見えたが、昨日に続き今日もチーム最多21得点の中山彩奈が連続してスリー3本を含む11点を挙げ、51-39とリードを広げる。中山はこの場面を振り返り「周りのみんながディフェンスを頑張ってくれて、ブレイクからシュートを打てるシチュエーションを作ってくれた。チームメイトのディフェンスに感謝したいし、皆んなで頑張った得点だった」と話す。

しかし、細かい連携でミスが続きオフェンスがまた停滞すると、攻撃のテンポが上がる新潟に残り2分で54-53と1点差に迫られる。
「良い顔をしてバスケを楽しむ」を全員で表現するクィーンビーズは、このピンチにも気持ちを切らさず粘り強く戦い58-55で3ピリを終了し、残り10分に今季5勝目を賭ける。

この試合の総括とも言えるよな第4ピリオドは、相手のパスカットからのブレイク、土田・濱西のドライブ、前が開いたら躊躇せずシュートを放つ岡、そしてリバウンドに飛び込む渡邉愛加。試合の主導権を握ると残り2分40秒で新潟はファイブファール。
ファールで得たフリースローも重なり、83-71で試合終了。

クィーンビーズは今季5勝目を挙げ、昨日の雪辱を晴らした。

昨日、50分間を戦い抜いた両チーム
その試合から、17時間後の戦いも、昨日を彷彿させる熱戦となった川中島の戦いは、2023年も一筋縄では行かなかった。

声援を送るブースターと一体となって戦う新潟の姿に、改めてクラブチームのホームゲームのパワーを感じた二日間だった。

クィーンビーズの残り4戦は山梨での開催
この2戦で得た、教訓と自信を胸に
黄色に染まるアリーナで、ファン・ブースターの皆さんと共に
今季の集大成を!!

ヘッドコーチ・選手の談話

金子寛治ヘッドコーチ

2日間、会場でそしてライブ配信から、クィーンビーズへのご声援ありがとうございました。
昨日の長丁場を戦い「今日は危ない」と思ったがコンディションのリカバリーがうまくいった。よく最後まで戦ってくれた。
昨日の良くないところを一つづつ修正して試合に取り組み、選手がコート内でよ良く対応した。

勝因は、取れなかったリバウンドが前半で新潟に追いつけたことと、オフェンスの流れが良くなったこと。
前半のスリーポイントが14本打って9本成功と確率が良かったことでこちらに流れを持ってこれたが、これは良い形でシュートが打てていたからだと思う。
ちょっとした、細かい連携の積み重ねで良い方に行ったと思う。

残り4戦、次節のアイシンは失点の少ないチーム
相手のディフェンスへの対応を考えて臨みたい。

キャプテン岡 萌乃

1試合目に勝つ試合しかしてこなかったので、初戦で負けた次の試合の入方が難しかったし、身体動くかも心配だった。
昨日の課題であった、リバウンドは後半の大事な場面で、一人が弾いても、一人がリバウンド、ルーズで繋いでくれて助かった。
オフェンスは3ピリの中山彩菜の連続スリーのように速い展開からのスリーが効いて点差が離れたと思う。
昨日露呈した球際の弱さに関しては、大事な場面で今日は対抗できていた。
しかし、出だしからそれが出来ないたと競合相手には離される
リバウンド・ルーズの意識は出だしからもっと高めたい。

残り4試合はホームゲーム
今日はスリーが入ったから良かったが、それが入らない時に「じゃあどうする」
スリーをベースではなく、インサイドがあってのスリーと考えないと単発なシュートになって決まらなければ劣勢にまわってしまう。
次節に向けて、考えていきたい。

渡邊愛加

昨日出来なったことを自分たちで修正できたのと点を取るパターンが自分たちで分かって、それが出来て流れに乗れた。
それと、昨日やられた選手をまずまず抑えたことでリズムが掴めた。
リードを広げても「このまま行ける」とは思わなかったが、モエさんが「楽しんでいい顔してやろう」と言ってくれて、皆んなの気負いが消えた。
やられても焦ることはなかったし、プレスに来ることも承知していた。相手のスリーにやられた部分はあったが、落ち着いて試合が運べていた。

メンバーが揃わない中での試合が続くが、1,2年目の若手の成長が頼しい
「最後は自分がやらなきゃ」と思っているが、若手に後押しされている。

残り4試合、自分達が出来る事をしっかり表現して、終わりたい。


中山彩奈

昨日、点は取ったがチームが勝ち切るための得点は出来なかった。
今日は、気持ちを切り替えて得点よりもディフェンスとボックスアウトを意識してコートに立った
出来ていない部分はあったが、周りがカバーしてくれた。
昨日はセットオフェンスが重かったが、今日のようにブレイクがで始めるとうちのペースになってくる。

今日は、メンタルのスタミナが保てて、明るく戦えた。

決められたら決め返す
やられたらやり返す
「クィーンビーズらしさ」とは、今日のような試合だと思う。

残り4試合は今季の集大成
ここまでやってきたこと、細かいことを徹底して戦いたい。

濱西 七海

昨日は延長、そして再延長
勝つと負けるじゃ疲労も含めて全然違うしメンタルも違う
考えすぎずに切り替えることを考えた。

昨日の試合、自分中では通用した部分もあったので、そこを「チームのためやり続けよう」にと考えた。
それは「アタック」欠場者もいて、今チームにはアタック力が乏しいので、そこは自分が補いたいと思った。
モエさんの声かけもあり、今日はメンタル面で思い切ってやれた。

三好青花

コートに立った時にまずはリバウンドも含めディフェンスから相手を嫌がらせることを考え、そこが自分の役割として、全うすることを考えてプレーした。
短いプレータイムで、何かを残すことにフォーカスしすぎチームにも良い結果を出せなかったが、試合を重ねるうちに自分が試合に出ることの意味は
「走ること、リバウンド。少しでもボールに触って相手にプレッシャーをかけること」など、そう言うところでチームに勢いを与えて貢献することだと見出せた。
それがチームにとっても、自分にとっても成果のステップになっている。
オフェンスに関しては、選手間で昨日出来なかった「中でアタックして、しっかり捌くこと」を共通認識として戦ったことで、自分たちの流れで40分間戦うことができた。


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