山梨クィーンビーズ

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2023.3.4 VS 新潟 第1戦

山梨QB 86– 92 新潟
ボックススコア・見逃し配信は、こちらでご覧ください



2023年の川中島の合戦、第二章まで12時間

新潟のチームカラー、オレンジで染まる新潟県五泉市の村松体育館さくらアリーナは3年ぶりに一部解禁された声出し応援も加わり、新潟の応援ムード一色。
一方、人数は少ないが、ブースターの黄色いメガホン・ハリセンを打ち鳴らす音に背中を押されて戦うクィーンビーズ。
トスアップ直後から、ディフェンスリバウンドで苦労するクィーンビーズは、セカンド・サードチャンスを新潟に与えて得点を許す。 新潟の得点後、エンドラインからのオフェンスは外でボールは回るが、そこからの攻め手を欠いて、タフショットとなりリバウンドで苦戦。またはターンオーバーへと繋がり、次のディフェンスで遅れを取って簡単なシュートを許す展開で1ピリは進み、14-21と7点のリードを許して第2ピリオドへ。
2ピリ、ゾーンディフェンスも併用して、流れをこちらに傾けようとするクィーンビーズだが、リバウンドでの苦戦と重いオフェンスは続き苦戦。 しかし残り5分、濱西七海が持ち前のドライブで2スローを得ると流れはクィーンビーズへ。この日、5本のスティールを記録した岡萌乃のパスカットを起点とした得点で3点差。その後、1点差に迫るが詰め切れず、また点差は開き6点差の29-35で前半を終了。

第3ピリオド、得点差を縮めるとターンオーバーでチャンスを逃し、新潟の5ファウルで得たフリースローの確率も上がらず、捉え切れない我慢の展開のまま最終第4ピリオドへ。
40-54と5点差で始まった、最終ピリオド序盤に岡のポスト2本で52-54と2点差に迫るが、また引き離されて8点差に。
残り6分25秒で岡のパスカットから中山がスリーを決め58-60と点差を詰めるが、新潟のスリーも決まり、また5点差に。
残り5分でクィーンビーズが5ファールとなり、新潟にフリースローを与えると58-66と点差がまた開く。
残り2分で新潟も5ファール。クィーンビーズがプレスを仕掛けると新潟にもミスが出て残り1分36秒、濱西が2スローを沈めて65-65と今日初めて同点に。
同点で残り15.3秒、渡邊愛加のシュートが決まり、67-65と初めてリードしたクィーンビーズに対して、新潟はタイムアウトを要求。

タイムアウト後の新潟は、この日28得点の北川直美がリング下からねじ込み67-67で5分の延長戦に。
お互い5ファールの延長戦、いきなり5点のリードを許したクィーンビーズだったが、追いすがり終盤に76-75と逆転。
しかし、ファールで北川に絶体絶命の2スローを許すと、1投外して76-76。クィーンビーズ金子寛治ヘッドコーチはタイムを要求して、残り11秒でのオフェンスを指示するが得点はならず再延長の5分に突入。
再延長も最初の得点は新潟。 オフェンスでのミスが続き、得点が伸びないクィーンビーズはリードを広げられ86-92で試合終了。
対新潟ゲーム1は悔しい敗戦となった。

前節の姫路とのゲーム2試合後「試合の中で追いつける時に追いついて、そのまま追い越さないと展開は苦しくなる」と話していた岡萌乃。 今日の試合は、その言葉を実証するような流れを掴みかけては手放すことの連続する50分間だった。

試合後「重いオフェンスとリバウンドでの苦戦が勝敗を左右した」と、それぞれが談話を残す中、金子ヘッドコーチと岡は、もう一つ「球際の競り合いで負けていた」と話している。

浮き足立ったままゲームを進めてしまったように映るクィーンビーズ
確かに、ルーズボール・リバウンドの競り合い・ボールを持った手元への仕掛けなど、球際の場面で新潟の選手のエネルギーが上回っていたように見えた
特に前半は。
しかし、 次のチャンスに繋がるこの部分は、本来クィーンビーズが負けてはいけない部分で、ここは出来る筈。

泥臭く、ひたむきに
2023年の川中島の合戦、第二章は12時間後に迫っている。

ヘッドコーチ・選手の談話

金子寛治ヘッドコーチ

追いついたけれど、やるべき決め事がいくつかできていなかったことが残念だった。
課題はプレスのオフェンスの約束事が出来ていなかったのと、球際の戦いで負けていたこと。
明日の試合まで時間がないので、どれだけリカバー出来るか、そこが一番大きいい。

キャプテン岡 萌乃

40分を振り返ると、オフェンスはどこで攻めるかが曖昧で「動いているけれどパスを回しているだけ」になってしまった。
その結果の難しいシュートは確率が悪く、リバウンドで後手を踏み、そこから新潟にテンポ良くボールを運ばれてノーマークの良い形でシュートを打たせてしまった。

延長戦は、ディフェンスが機能し始め、1人やられても誰かがカバー出来ていたので、オフェンスにテンポも出ててきた。
攻め切れなかったことが、浮き足だった次のディフェンスにつながり、そこから得点を許すことで、次のエンドからのオフェンスが重くなってしまった。ブレイクとか簡単な得点があると皆んな、気持ちよくシュートが打てる。そう言う展開に持ち込みたい。

明日に向けて一番改善したいのはディフェンス全般とリバウンド。

土田帆乃香

敗因を挙げるとすると、ターンオーバーが続いたこと。 流れに乗りそうな時に流れを途絶えさせてしまい逆転しても、流れを新潟に持って行かれた。

前半のオフェンスは、外ばかり回っていた。中に入るのにそこが見れてなくてチャンスを逃してまた、外で回る。その繰り返しになっていた。ポストに入れるなどアクセントをしっかり付けないと、明日も同じことになる。 後半はドライブで切れたので、そこからのキックアウト、ファウルをもらうなどが出来た。 攻めないと相手も怖くないと思うので、ドタイブに行くチャンスは全員にあるので狙っていきたい。

後半はドライブで切れたので、そこからのキックアウト、ファウルをもらうなどが出来た。 攻めないと相手も怖くないと思うので、ドタイブに行くチャンスは全員にあるので狙っていきたい。


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