2022.12.25 VS トヨタ自動車 第2戦

山梨QB 77– 92 トヨタ自動車
ボックススコア・見逃し配信は、こちらでご覧ください


勝ち切るために必要なものは

試合の前半で点差が開き、勝敗の行方がトヨタ自動車に傾いてしまった昨日のゲーム1
宿舎に戻ると選手12人だけのミーティングを行っていた。
その内容を尋ねると『「試合の中で困ったこと」「ここをこうした方が良いと思うこと」を問いかけたら
何時になく意見がたくさん出てきた。その内容と、ヘッドコーチの分析が噛み合って相手の攻めどころが見えてきた』と岡萌乃。

そして、昨日の試合をベンチから見ていた富田愛理が「動き回ることで展開が変わる」と感じていたことを実践すると、インサイドとアウトサイドで人とボールが動く本来の展開を見せ始める。
スペースも生まれ、スリーポイントも好調なクィーンビーズは1ピリ、2ピリ、3ピリ共に3点差でトヨタ自動車に肉薄したまま、第4ピリオドへ。
残り8分52秒で62-62と同点に追いつくと、そこから点を取り合い渡邊愛加・土田 帆乃香のスリーが続いた残り6分42秒で70-69と逆転。その後トヨタ自動車が70-71と逆転し、クィーンビーズのシュートが大きく外れた場面でトヨタ自動車がタイムアウトを要求。
ここからポストにボールを集めるトヨタ自動車に対して、疲労の色が見え始めたクィーンビーズはミスも重なり点差を開かれる。
結果77-92と、一旦は追い詰めた王者を仕留めきれずこのカードも連敗となった。

試合後、金子寛治ヘッドコーチ・岡萌乃・若原愛美の3名がターニングポイントとして70-71の場面からトヨタ自動車がポストにボールを集め始めた場面で対応が遅れたことを挙げた。
残り5分のキツイ時間帯、状況を冷静に分析して対応する余力を残すためにはタイムシェア出来る総合力、チームの底上げが不可欠ではないか。

「此処から先は2勝を狙いたい。そうなると”やってみて”が通用しない」と岡は話し、若原は「全員でしっかり準備して、プレイタイムをシェア出来れば、試合後半の辛いときも良いパフォーマンスが出せる。それが勝ちに繋がると思う」と語る。

— 試合の中でのアジャスト力と、それを冷静に行える準備 —

年明けにプレーオフ進出に向けての正念場を迎えるクィーンビーズが、この2点をどう克服するか
1月2日からは聖地代々木第2体育館で東京羽田との対戦が待ち受けている。


ヘッドコーチ・選手の談話

金子寛治ヘッドコーチ

会場、ライブ配信で
2日間、応援ありがとうございました。

力関係で言ったら良く付いていったと思うが
良い勝負をしても、勝たなくては。

昨日の1Pの後半5分と2ピリの10分、計15分をかなり時間をかけて見直した結果、ウチがやるべき約束事をいくつか出来ていないことが分かった。
「これが原因だったね」というところを今朝の練習で確認して試合に臨んだ。
その効果もあって昨日は中に入らなかったボールが動き、今日はイン・アウトのリズムが作れ、本来やろうとすることを相手の弱いところを突きながら出来たと思う。

長い時間出場したのが今季初めての富田が、日頃コツコツやっていることの結果として出て良かったと思う。

今日のような試合を勝ちきるためには
「危ないときに、自分たちで考えて先手を打って動くこと」が必要。
今日、試合に出れなかったメンバー、そして1月からチームに加わるアーリエントリーも含め、全員で刺激しあいながらチーム力を高めていきたい。

キャプテン岡 萌乃

今日は、選手個々が孤立せず人と人絡んでいたので、相手のディナイのタイミングがズレたのではないか
トヨタ自動車のディナイを感じさせないボール回しが出来たことが良かった。

競り合っている試合は、ここまで3・4ピリでコート内の選手が出ずっぱりになること多いく、残り5分が大事なのにガス欠状態でボールも回らないし、シュートセレクションも悪くなり劣勢に陥る。
そして、相手がどこで攻めてくるかを予測して守ることが必要だと思う。
今日の場合は、一番イヤなポストで攻められた。ポストでやられると、中に収縮して外が空く、そこでスリーを打たれてしまう。
ハイ・ローをやられる前に「何か」出来ていれば、展開も変わったとともう。
自分たちの最近の傾向は1試合目が悪くて、2試合目に修正のパターン
此処から先は2勝を狙いたい
そうなると「やってみて」が通用しないので、ゲーム1の1ピリから自分たちの攻めるディフェンスとオフェンスを行わないと2連勝は厳しい。
ENEOS、トヨタ自動車で得たものを活かせる羽田戦にしたい。

若原愛美

残り5分はパフォーマンスが落ちた。
ここからインサイドで結構やられたが、試合中にアジャストして修正する力が必要な場面だった
しかし、体力削られれて良い判断が出来なかった。
全員でしっかり準備して、プレイタイムをシェア出来れば、試合後半の辛いときも良いパフォーマンスが出せる。それが勝ちに繋がると思う。
戦力・チーム状況含め、4年目で今年が一番プレーオフに近いと感じている
皆が気持ち・体の面両が良い状態で試合に挑めるように声掛けしながら、引っ張っていきたい。

富田愛理

昨日の試合を外から見てて、動き回ったりスクリーンをたくさん使うことで、ビックマンの所が空いたり、せめてが出てくると思ったのでコートに立ったら動き回ろうと思っていた。
結果、スペースが出来、試合に流れも良くなった
年明けからも運動量を活かして自分たちのバスケをやっていきたい。