山梨クィーンビーズ 86 ー 77 白鷗大学

今日の白鴎大学戦、試合の経過を追った大多数が、脳裏に「クィーンビーズ、オールジャパン2次ラウンド初戦敗退」が過ったのではないか。
その心配を他所にクィーンビーズはここまで培ってきた、自分たちのやるべきことをブレずに遂行し遠ざかろうとする白星を手繰り寄せた。

スタートからアグレッシブに前に出るディフェンスが機能し、白鴎大学に10点差をつけて1ピリを終了。試合の主導権を握ったかに見えたが、2ピリ以降ディフェンスでゾーンとマンツーマンを併用するクィーンビーズに対してアジャストしてきた白鴎大学がディフェンスのズレを突き、インサイド・アウトサイドから得点を重ねる。
前半終了時に3点差に詰め寄られたクィーンビーズは、1つの武器である星田、内堀のダブルガードで後半戦に臨んだが、二人のシュート力に頼り攻撃が外寄りのシュートに偏り、淡白な試合運びに陥ると3ピリ残り6分で、この試合初めてのリードを許し3ピリを59-64と5点ビハインドで終了。
流れは4ピリも変わらず、残り7分43秒で点差が10点差に開くと伊與田ヘッドコーチは「早い段階で5点差に詰め寄れば、そこからは何が起きるかわからない」と早くもこの試合最後のタイムアウトを要求し、ディフェンスをマンツーマンに切り替え、同時に若原を投入。

この試合のターニングポイントを試合後白鴎大学の佐藤ヘッドコーチは「プレッシャーが強く自分たちの得点が止まったことがストレスになってしまい、流れが変わってしまった。相手のギアが上がることは予測していたが、逆にうちが攻めなくてはいけないところで、それに立ち向かうことができず引いてしまった」とこの場面を振り返り返ったように、このディフェンスの切り替えが功を奏し、再びクィーンビーズの前に出る攻めのディフェンスで相手のミスを誘い得点差を詰め始める。残り6分で白鴎大学の5ファールもあり、優位に試合を進めるクィーンビーズは残り4分で73−73と同点に追いつき、自分たちのやるべき激しいディフェンスで息を吹き返したクィーンビーズが最後は9点差で勝利を手中に収めた。

明日はWリーグの東京羽田との対戦
リーグ戦では初戦で勝利したものの、翌日の第二戦では黒星を喫した相手
相手が変わろうがクィーンビーズのやるべきことは明白
「ディフェンス・リバウンド・ルーズボールに対して泥臭く、激しく!!」勝利はその先に見えてくるはずだ。

明日は13時から同会場で東京羽田との対戦です。

本日のボックススコアは、こちらをご覧ください
https://zennihon2019-20.japanbasketball.jp/boxscore/?schedulekey=6411&period=18

ヘッドコーチ、選手の談話

伊與田ヘッドコーチ
残り7分でひっくり返したことは選手の頑張りに尽きる。
ディフェンスとリバウンドの勝負になるのは判っているから昨年同様「学生よりも泥臭くやろう」と試合前に話した。
今日の勝利はそれを、しっかり表現してくれた結果だと思う。スカウティング不足は否めず、スリーポイントを多く決められてしまった。
ディフェンスはゾーンとマンツーマンのチェンジングをしながら試合を進めるつもりだったが、ゾーンの場面でスリーポイントを決められてしまった。10点差をつけられたところでマンツーマンに戻し、リバウンド、フィジカルを生かしてのドライブに期待できる若原を投入したところから流れがこちらに戻ってきた。
前半40点は取られすぎ。30点までに抑えるディフェンスをしなくてはいけないと思う。

羽田戦に向けては、本橋をどう守るか?
今夜、もう一度確認したい。

キャプテン岡萌乃
今日は攻めるディフェンスをやった結果、相手がそれにアジャストしてきて逆に攻められ、結果として自分たちのやりたいことを相手にやられてしまった。

1ピリの入りは良かったが、ゾーン、マンツーを併用する試合運びの中で、ディフェンスのズレからダブルチームに行けば行くほど逆に穴が空き得点を取られた。うまくフィットすると自分たちのブレイクにつながるが、ズレるとドライブで斬られたり、外へ振られてスリーという悪い流れになってしまった。3点差に詰められた3ピリでシュート力なる星田、内堀の遠目のシュートに頼ってしまい、シュートがこぼれたで逆に得点を許してしまった。インサイドとアウトサイドのボールの出し入れが必要だった。
最後マンツーマンに戻して、激しいディフェンスから得点につなげ、逆転できたのは去年までにはなかったこと。
苦しい試合だったが、踏ん張れたのは次につながると思う。

リーグ戦1勝1敗の東京羽田にもう1つ勝ちたい。
明日は本橋をみんなで止めに行く。

本日30得点水野菜穂

自分たちのやることは言われなくても判ってる。
点差をつけられても、ディフェンスをアグレッシブに頑張り、リバウンドに全員で絡むというのが自分たちのスタイル。
これは何点差ついていてもやらなくてはいけないこと。
今日は点差が開いても、最後までブレずに、そこができたことが勝ちにつながったと思う。

4ピリの勝負どころで得点を重ねた横井美沙

10点離れたところでみんな思うことがあったと思う
それがディフェンスでの強いプレッシャーにつながったと思う。
自分たちはディフェンスを頑張って得点につなげるしか無い
この時間帯はやるべきことが出来た。

残り7分で流れ変えるキッカケとなる働きを見せた若原愛美

ディフェンスからのブレイクが得点につながる可能性が高いので、オフェンスで点が入らない時はディフェンスで頑張らないとチャンスは生まれない。その結果が相手のトラベリングに繋がった。ディフェンスには好不調はなく気持ちでやるもの。