山梨クィーンビーズ

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VS アイシンAW第1戦(2019.10.26)

試合開始からディフェンスが機能して相手の得点を抑えるが1ピリ終了時点で20対17とリード。リバウンド・ルーズボールを取りきれない場面が目につき2ピリでは一旦25対25と追いつかれるが、開幕から好調な水野を中心に得点を重ね前半を43-33の10点差で折り返す。

3ピリのスタートでクィーンビーズがシュート2本を決めて点差を開くと、残り7分でアイシンAWはクィーンビーズが警戒していた白を投入しディフェンスをゾーンに切り替える。このゾーンを攻めあぐねるクィーンビーズのシュートミスを、リバウンドからの速攻で白の高さを生かしてアイシンAWが連続得点で得点を49-41の8点差まで詰められると、伊與田HCは内堀と星田を併用するダブルガードに切り替え流れを引き戻しにかかる。
「ハーフタイムに伊與田HCから『積極的に行けている。もっと打てるところがあったよな』と言われ前半を振り返ると、打てるところでパスを回していたところが確かにあった」と再確認し、後半3本のスリーポイント を含め12得点を挙げた内堀を筆頭に遠目のシュートが決まりだす。
遠目のシュートが決まることによって、インサイドにも相手の隙が生まれ、インアウトから理想的な展開で得点を重ねるととともに、JX-ENEOS戦で引き気味になってしまったディフェンスラインを両ガードが高い位置から相手に当たりラインを引き上げペースを取り戻したクィーンビーズが94-66で対アイシンAWの初戦を勝利で飾った。
試合後話を聞いた選手たちは、それぞれが明日に向けての課題を口にして体育館を引き上げた。

Wリーグに復帰して4年、もはや1つの勝ちで一喜一憂する時は過ぎ、今シーズン目標に挙げた「プレーオフ進出」の実現に向け、明日以降を見据えている。

明日も愛知県安城市体育館で14:45からアイシンAWとの対戦です。

BOXスコア・試合の動画はこちらからご覧ください。

ヘッドコーチ・選手の談話

伊與田ヘッドコーチ

勝因はディフェンスが機能したこと。
白をどう守るか考えていたが、前半は出てこなかったので、あとは宮下を守るだけだったが、宮下は抑えきれなかった。前半が10点差で終り、ハーフタイムで「どういう場面で得点されているか」を再確認した。ドライブされてヘルプに行けなかったり、シュートを打たれて逆サイドのリバウンドが取れなかったり、そこさえ出来れば守り切れると話した。今日はうちがディフェンスで守り方を変えていく中で相手も的が絞れなかったと思う。明日に向けては今日のオフェンスで上手くいかなかったところを確認して臨みたい。

キャプテン岡萌乃

大きい選手の対策をしてきたので、ドライブでくるという頭がみんなに無かったと思う。運動量を求められるクィーンビーズにとってプレイタイムのシェアは不可欠。
今日は、途中から出た選手も皆、頑張ってくれてよく繋いでくれた。ファウルも多かったので、皆んなで繋いでくれたのは大きな勝因だと思う。
3ピリ、白が出てきたときのゾーンディフェンスが攻め切れず点差を詰められたところの対応が遅かった点は改善したいが、その後追いつかれてまた引き離したのは大きな自信につながる。明日はどういう闘い方をしてくるか分からないが、自分たちの決まり事と、こぼれ球への対応をしっかりやりたい。特に宮下は止めたい。

後半、内堀とのツーガードで流れを引き戻した星田美歩

今日はスリーが入りすぎて怖かった。明日も今日くらい入れば良いが、そうは行かないと思うので、明日は外のシュートに頼らずに試合を進めたい。あとはディフェンス。自分たちがシュートを決めてる時はリズムが良いが、入らない時は結構やられてるので、オフェスでリズムを作るのではなくディフェンスでリズムを作って行きたい。シュートが入らなくても、相手のオフェンスを止めて、2点ずつしっかり取り競って行きたい。JX-ENEOS戦でディフェンスのラインが下がり気味だった。ガードが前から当たることで、後ろの選手のラインも上がるので今日は意識して前から当たっていった。

本日チーム最多の20得点、6リバウンド 内堀紫菜

相手のゾーンに対して後半ツーガードになったのは自分のシュート力を求められていると受け取った。最近練習中からシュートのタッチが良かったので、思い切って打とうと気持ちを切り替えて打ったのが良い結果に繋がった。ディフェンスを激しく行くという意味ではガードが高い位置で当たることは重要、ミホ(星田)とは、そこを二人でカバーできるのは強みだと思う。
今日はシュートが入りすぎただけ
今日のことは忘れて出来なかった白のリバウンドでの対応、フィル & シンクが徹底できず宮下に点を取られた。そこを改善したい。

水野菜穂

チームとしては、チームディフェンスが機能していたので宮下への対応と、そこから出るパスをスチールすることもできた。ディフェンスが機能した事は、うちのリズムを作ることに繋がったと思う。明日は、今日入りすぎたシュートが入らない時にどうするか。
入らない時に全員でリバウンドに行くこと、入らなくても撃ち続けること
今日は連続で何本か取られる場面もあったリバウンドが明日は鍵になると思う。

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