山梨クィーンビーズ

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試合報告

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2023.11.4  VS 秋田 第一戦

山梨QB 58 – 63 秋田

ボックススコアー・バスケットLIVEでの見逃し配信はWリーグのこちらのページから


思い出せ – 自分たちのバスケを、自分たちのリズムを

1Q、アンモールのポストプレーで先制したものの、今日も試合の入りは重く秋田に点差を広げられる展開。7分13秒の時点で得点は2-9となり、山梨の石川幸子ヘッドコーチははタイムアウトを要求。
その後、姫路銭で試合の流れを作ったセカンドユニットが今日も奮闘し、秋田のファイブファールもあったため、16-18まで追い上げて1Qが終了。
2Qも一進一退の展開が続き、残り3分11秒で20-26というスコアの場面で山梨がタイムアウトを要求。タイムアウト明け、コートに戻った渡邊愛加とアンモールが得点し、残り1分30秒で27-28と秋田に迫ると井上桃子がスティール、そののまま得点に結びつけて29-28と、クィーンビーズがこの試合で初めて秋田をリード。しかし、残り24秒で秋田が再度逆転し、39-30となり、試合は後半戦へ。

3Q、ゾーンディフェンスを使用しながら、クィーンビーズは秋田に対抗するが、得点後の秋田のオフェンスで残り時間2秒、1秒の僅かな時間を抑えることが出来ず点差を縮めるのに苦労し3Qは41-46の5点差で終了。

残り10分で逆転し、3連勝達成を狙うクィーンビーズ。
4Q、残り5分15秒で好調なアンモールをインサイドで活かし、53-55と秋田に迫るが、ディフェンスの僅かな残り時間での失点が終盤まで続き、得点差を詰めるのが難しく、クィーンビーズはファウルトラブルも重なり、秋田にフリースローも提供する苦しい状況。結局、秋田を逆転することはできず、試合は58-63で終了。

連勝を3に伸ばすことは叶わず、この先「Wリーグプレミア」参入を叶えるためにも落とせない星を落とす結果となった。

逆転のチャンス、そして逆転して引き離すチャンスはあったが、40分間詰め切ることが出来ずに時間が進行した今日の試合。
要所でもミスもあったが、見ている方には今日のクィーンビーズはエンジンがかかりきらない様に見えた試合だった。
ディフェンスでは秋田にスペースを与え、オフェンスではイン・アウトの連動を欠いてズレが生まれない。

それについて試合後の談話で、石川幸子ヘッドコーチは「秋田は、今まで対戦したチームよりも、チームで得点を取りに来た。1対1の部分は守れてるけど、その後のローテーションが甘くて、ウチが守りきれなかった」と試合を振り返り、キャプテン濱西七海は「守れてるのに3秒、2秒、1秒で決められる。そして、大事なところのリバンドやルーズが取り切れない。そういうところの差が最後の5点差になった。明日は最後の1秒、0.1秒までに守りきる、そして攻めきる。勝ちの拘る」と前を向く。

前節の姫路戦2試合に比べると攻守に精彩を欠いたクィーンビーズ、明日はどう巻き返すか
今日の試合はゲームのテンポも秋田に合わせてて進めてしまった様に見受けられた。
明日は自分たちのバスケを、自分たちのリズムで
明日も試合は14時トスアップ、下を向いている時間はない
明日に向かって。

ヘッドコーチ・選手 試合後の談話

石川幸子ヘッドコーチ

エンピ鵜から会場へお越しいただいたファン・ブースターの皆様
そして、ライブ配信からも、ご声援ありがとうございました。

今日の試合は、秋田に簡単なレイアップで20点近くを許してしまい、得点を挙げても失点を許す展開で、リズムを掴むことが難しかった。秋田は、これまでの対戦相手に比べて、チーム全体で得点を狙ってきた。1対1の守備はうまくいっていたものの、その後の守備の連携が不足し、相手の得点を食い止めることができなかった。
オフェンス面では、インサイドとアウトサイドのバランスが取れず、ボールの回し方やプレイヤー間の連携がうまくいかず、スリーポイントシュートも打てなかった。今日の試合は、攻守ともに力強さや激しさが足りなかった印象が残る。
明日は、しっかり守り、自分たちのプレーのリズムを取り戻したい。

キャプテン濱西七海

惜しかった。今日の試合の重要性は誰もが理解していたが、秋田の選手たちの「この試合に勝つ」という気持ちが上回っていたと言わざるを得ない。

守備の面では、相手が24秒残りわずかな時間帯で得点するプレーに対応できなかった。そして、リバウンドやルーズボールの争いで相手に差をつけられたことが最終的な5点差に繋がったと思う。ベンチからの声掛けやコートでのコミュニケーションがもっと重要。そして、リバウンドやルーズボールへの働きかけを自分が実践できることで「それが大事だ」と気付いてもらうことができたと思う。そこに後悔が残りる。

2敗して山梨に帰ることはできない。明日の試合では、最後の1秒、0.1秒までしっかりと守り、攻め切りたい。今日の悔し思いは皆んな同じ。その悔しさを明日、どうコートで表現して勝利に繋げるか、得失点まで考えて、今日の点差以上の得点差で勝ち切りたい。

土田帆乃香

試合の流れを掴む時、逆転できるチャンスもあったが、自身のミスもあり、その機会を逃してしまった。アンモールがインサイドで好調だったので、それに過度に依存して攻撃が偏ってしまった。

明日の試合では、試合の流れを自分自身がしっかりコントロールして勝利に繋げたい。

アンモール プリート コール

今日は試合の最初のシュートが入り、気持ちが楽になった。それによって「行ける」という気持ちで試合を進めることができたが、勝利には結びつかなかったことに悔いが残る。試合の流れが悪い時、どうやって得点を重ねるかという課題がのこる。今日は流れが悪い時に焦っているように見えたが、自信を持ってプレーすれば流れを変えることができると思う。

明日の試合では、お互いに声を掛け合い、コミュニケーションを取りながら、試合を進めたいと考えている。

清水咲来

私たちの強みはディフェンスでアーリーオフェンスにつなげることができるという点。今日はディフェンスで周囲を見ることができず、「自分のマークマンに負けたくない」という気持ちから3線に寄れず、自分のマークに固執しすぎてスペースを作られてしまい、相手に得点を許してしまった。

ヘッドコーチからは得点を挙げることが求められているが、これまで良い結果を出せていなかった。今日は点は取れたが、勝たなければ意味がないと思うっているので後悔が残る。

明日は、まずディフェンス。
勝つことだけを考えて、練習でやってきたことを出し切りたい。

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