山梨クィーンビーズ

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4年ぶり、同一カード2連勝

VS新潟アルビレックスBBラビッツ 第2戦 
山梨 76-58 新潟


見逃し配信・BOXスコアはWリーグのホームページでご覧ください。
https://www.wjbl.org/schedule_result/detail/boxscore/?locale=PC&command=boxscore&schedule_id=6853

クィーンビーズ先勝で迎えた新潟との第2戦
外は冷たい風が吹き、気温は4℃
しかし、試合会場の山梨市民総合体育館内は、寒さも吹き飛ばすようなハリセンを使った熱い「心の声援」で、会場一体となってクィーンビーズを後押。

1ピリ、昨日11得点をあげた若原愛美のファールが嵩み、一旦ベンチへ戻ると交代した後藤優・濱西七海らが繋ぐ。
同じく途中出場した岡萌乃が、シュート・リバウンドの他、ポジション取りでチームのアクセントとなり周りの選手を生かし、落ち着いた試合運びで1ピリは23-23の同点で終了。2ピリに入ると「うちのディフェンスが確実に機能していた。その証が2ピリ」と試合後に伊與田好彦ヘッドコーチが話したように、10分間で新潟には4点しか与えず、逆にクィーンビーズは内外でボールと人が良く動き、スペースを見つけては放つ外角のシュート、ディフェンスのこぼれ球からのブレイクで、点差は瞬く間に開き43-27、16点差と主導権を握って後半へ。
3ピリ、新潟は逆転のきっかけ作るべく、激しくディフェンスを仕掛けてくるが、クィービーズは落ち着いて対応し、相手のファールトラブルで得たフリースローを確実に決め、得点差をわずかに開いて17点差の57-40で最終第4ピリオドへ。

残り10分、新潟のディフェンスは一層激しさを増し、ボール保持者に2人、3人と襲いかかる。浮き足立ち11点差まで詰め寄られると、伊與田ヘッドコーチはタイムアウトを要求し「止まっていてもファールは無いと思え、寄ってくる選手の間を負けずに割って行こう」と選手に伝えたてコートへ送り出す。
以前はこういう場面からの修正に手を焼いたクィーンビーズだが今は違う。落ち着きを取り戻したクィーンビーズは、再度点差を開き、終盤は選手全員がコートに立つ展開で、4年ぶりの同一カード2連勝で今季3勝目を飾った。

11月のシャンソン戦以降、苦しい試合が続く中で、選手間のミーティングを繰り返しチームの立て直しを図ってきたクィーンビーズ
2連勝という結果に、試合後は笑顔が弾け会場でチームを後押ししてくれたブースターの皆さんと1枚の写真に収まった。


試合後のインタビューで、キャプテン水野とアシスタントコーチ兼任の岡は
「これまで目指すと言っていたベスト8、プレーオフ進出がやっと少し見えてきた」と口を揃えた。

年明け1月1日からは、TOKYO2020のメダリスト3人を要する富士通との連戦が待ち受ける
苦しんだ末に全員が同じ方向を向き、同じ目標を目指すクィーンビーズ。
目標を現実にするために、乗り越えなくてはならないハードルは、まだまだ続く。

ヘッドコーチ、選手の談話

伊與田好彦ヘッドコーチ

二日間、ご声援ありがとうごいざいました
私自身、クィーンビーズに来て3シーズン半
同一カードで初めて連勝することが出来ました。


新潟はいろんな事とをやってきたが、うちのディフェンスが確実に機能していた。
2ピリに4点しか許さなかったのは、その表れだと思う。

要所で岡が良い仕事をし、渡邉まりいは安定してきている。
ガードは山本が昨日・今日と良かった。
土田はスピードがあり、山本は周りを見れる。
2人が成長してきたのは大きい。

試合後選手に話したが、2戦とも相手を50点台に抑えるディフェンスが出来たことは良かった。ディフェンスをしっかり行って、ディフェンスリバウンドを確実に取る。
そうすれば、ゲームは落ち着く事を実感した。
今後の相手を50点台に抑えられるかは別にして、これをやり続ければうちのペースにもなると思う。

水野菜穂

ホーム山梨で2連勝
見渡して、皆さんが喜んでくれていたのが嬉しい。ホームで勝てなかったので少しは恩返しができたかなと思う。

今日も出だしは昨日と同じような展開だったが、ディフェンスが機能し始め、ボックスアウトも効いてリバウンドも獲得でき、相手が攻めあぐねているのが分かった。
やるべき事をやり切ることが結果に繋がった。
「勝てない勝てない」のマイナスの気持ちで、チームもそういう雰囲気になっていたが「こうしたら勝てる」が実感できた二日間だった。勝ちきれたのが大きいし、勝てたことがチームのモチベーションになるので連勝して、元日の富士通戦を迎えれるのは大きと思う。

岡 萌乃

昨日の試合、自分は良くなかったけれど仕事はできたと思っていた。
相手が何をしてくるか分からないので、受け身になりがちだけれど、味方が「困ってるな」と思った時に自分が助けに行けるように、4人の動きを見ながらゲームに入った結果、周りを生かしつつ自分も得点出来た。
相手もアジャストしてくる中での2連勝、これはチームにとって大きな経験で、それが皆んなで経験できたことは今後に大きく影響すると思う。
ゲームの途中で、劣勢に回った時でもメンバーを変えながらチーム内で立て直せ、また点差を開けるところまで持って行けるようになってきた。
そこまで行けるようになった要因はディフェンスとリバウンド
ここが出来れば自分達の流れ、ペースに持って行けることが全員で認識できた。

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