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令和の川中島の戦い、今季最終章へ

韮崎で迎える、新潟との2連戦

甲斐の武田軍と越後の上杉軍が、幾度となく刃を交えた戦国時代の宿命の対決「川中島の戦い」。
時代は令和に移り、舞台はバスケットボールコートへ。

かつての記事で「令和の川中島の戦い」と例えたこともある両者の戦いは、今節、武田八幡宮や新府城跡など、武田家とゆかりのある場所が多く残る韮崎市に新設された東京エレクトロン韮崎アリーナで、今季最後の戦いを迎える。
そして、クィーンビーズにとっては、今季最後のホームゲームとなる新潟との2連戦だ。

残り6試合。
ここから先は、天と地ほどの差が生まれる最終局面となる。
優勝、昇格への入れ替え戦、そして昇格の希望が消える3位以下。
そのすべてが、ここからの6試合に懸かっている。

石川幸子ヘッドコーチが強調するのは、「勝ち切る」ための構造である。
ディフェンスを起点に試合の主導権を握ること。
そして、得点が伸び悩んだ試合を教訓に、シュート確率とアタックの質にこだわること。
秋田で示したように、得失点差まで含めて試合をコントロールし、最後まで勝ち切る力は、このチームがすでに手にしている武器だ。

一方、井上桃子キャプテンが語るのは、勝負を分ける「気持ち」の部分である。
球際、リバウンド、ルーズボール、そして残り1秒のプレー。
数字には表れにくい、しかし確実に勝敗を左右する局面で、どれだけ強く「勝ちたい」と思えるか。
その積み重ねが、SMBC戦での逆転や、秋田で見せた延長戦に持ち込み、最後まで食らいついた姿勢につながってきた。

終盤戦、勝利に対して貪欲なのは新潟も同じ。
今季、そして過去の両チームの成績も、これまでの対戦成績も、
この2日間においては、何ひとつ意味を持たない。

白星を奪い合う、譲れぬ二日間だ。

リーグが再開するこの大事な連戦を、韮崎の地で、
今シーズンも背中を押し続けてくれたファン・ブースターと共に戦えるクィーンビーズ。
会場に響く声援は、選手の一歩を、最後の一踏ん張りを、きっと後押ししてくれるはずだ。

積み上げてきたものを、結果で示す。
そのすべてをぶつける40分間が、韮崎で始まる。

――令和の川中島の戦い、今季の最終章。
勝利の雄叫びをあげよう。
ファン・ブースターと共に!!

ヘッドコーチ・キャプテンの談話

石川幸子ヘッドコーチ 

年末からのリーグ戦休止期間を経て、正月明けからは再開に向け、短い時間の中でできる限りの積み上げを意識して取り組んできました。コンディション面では無理をさせられない部分もありましたが、その中でも体力面や強度の部分は、しっかりと意識して練習してきたつもりです。

残り試合数が少なくなり、順位がはっきりと決まる大事な局面に入っていますので、何よりも「勝ち切る」ことが求められます。そのために、まずはディフェンスをより強化すること。そして、特に得点が伸びずに敗れた試合を踏まえ、シュート確率やアタックの質にもこだわってきました。

これまでを振り返ると、自分たちのリズムで試合を進められなかったことで落としてしまった試合があったのも事実です。日立ハイテク戦やアランマーレ、三菱との試合でも、勝てた可能性があったからこそ、もったいなかったと感じています。ただ、その一方で、秋田でのアランマーレとの第2戦のように、最終的な順位に影響してくる得失点差も意識しながら、そこをクリアし、しっかりと勝ち切る力を示せた試合もありました。このチームには、それができる力があると感じています。

新潟との2連戦に向けては、シーズンを通して大切にしてきたディフェンスをベースに、そこから良いオフェンスのリズムを作ることを意識しています。インサイドの得点力はもちろんですが、それを周りが活かし、また周りが得点できる形も増えてきていますので、インサイドとアウトサイドの連携をより明確に出していきたいです。

相手がこの期間で変化を加えてくる可能性もありますが、自分たちがやるべきことは変わりません。準備してきたことを、しっかりとコートで表現したいと思います。

明日からは今季最後のホームゲームです。
ここまでホームでは毎試合、ファン・ブースターの皆さんに背中を押していただきました。その感謝の気持ちを、結果と内容の両方で示せるように、最後まで全力で戦います。

キャプテン井上桃子 

いよいよ残り6試合となり、ここから先は本当にあっという間だと思っています。一試合一試合を大事にしながら、まずは目の前の試合に集中して戦っていきたいです。新潟戦はホームゲームとしては最後になりますし、しっかり楽しみながら、勝って終われたらと思っています。

ここからの6試合は、勝つことが絶対条件です。自分たちも負けられない立場ですが、どのチームも順位を一つでも上げるために、これまで以上にギアを上げてくると思います。6試合を勝ち切るために必要なことは、最後はやっぱり気持ちだと思っています。

どれだけ勝ちたい気持ちが強いか。その差は、球際やリバウンド、ルーズボール、残り1秒のプレーといった細かいところに、必ず出てくると思います。そういう部分で負けない強い気持ちは、チーム全員が持っていると思いますし、たとえ相手の流れになったとしても、切らさずに積極的にプレーしていきたいです。

これまでを振り返ると、SMBCとの第1戦での逆転や、延長で負けてしまった秋田でのアランマーレ戦の終了間際に追い上げて同点に追いついた場面など、運が良かった部分もあるかもしれませんが、これまで取り組んできたことが、必然的にああいう結果につながったのだと信じています。だからこそ、これからも一つ一つのプレーに心を込めて、丁寧にやっていく必要があると感じています。

チームの雰囲気としては、「優勝」という言葉が自然に出てくるようになりました。以前のシーズンでは、シーズン後半になると優勝という言葉自体が会話に出なくなっていましたが、今はみんなが「優勝しよう」と口にしています。その言葉を発しているからこそ、本気で優勝したいという気持ちが自分の中でもどんどん強くなっていますし、チーム全体が貪欲に頂点を目指していると感じています。

新潟との2連戦は、その再スタートになる大事な試合です。新しいアリーナで、たくさんのファン・ブースターの皆さんの声援を受けながらホームゲームができること、そして今も優勝争いに加われていることは、本当に幸せなことだと思っています。だからこそ、優勝への気持ちは絶対に切らさず、まずは明日の試合の入りから大切にしたいです。

優勝を目指すことは変わりませんが、目の前の一試合を落としてしまえば意味がありません。これまでやってきたディフェンス、そこから速い展開につなげる積極的なアタック。その積み重ねに自信を持って、残り6試合を戦っていきたいと思います。

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