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 目標達成へのロードが加速する。2巡目スタート・アランマーレ戦

並走するライバルとの直接対決――順位を動かす二日間へ。

Wリーグ・フューチャーリーグは折り返し地点を迎え、今節からいよいよ2巡目に入る。
クィーンビーズが最初に対峙するのはアランマーレ秋田。
開幕カードでは初戦を落としたものの、翌日に雪辱して1勝1敗。
両チームの通算成績はともに9勝3敗と並ぶが、総得点の差でアランマーレが2位、クィーンビーズが3位につけている。
なお、首位は10勝2敗の日立ハイテクだ。

今季の試合数は全24試合。どの一戦も順位に直結する重要性を持つが、
今節のアランマーレ戦は、両チームにとって“それ以上の意味”を持つ二日間である。
2巡目の初動で上位に踏みとどまれるか、あるいは順位が入れ替わるか――。
リーグ優勝を見据えるうえでも、極めて重要な2試合となる。

シーズン開幕から2ヶ月が経ち、どのチームも戦い方の成熟が進むタイミングに差しかかる。
石川幸子ヘッドコーチは、ここから先に必要なものを次のように語る。

「重要なのは“やるべきことを徹底する”こと。
タフなディフェンスから良いオフェンスにつなげる。そして、1本のリバウンド、1本のルーズボール、1本のイージーショットで流れが変わる。
“チームで攻めて、チームで守る”。苦しい時に個に走らず、どんな状況でも助け合えるか、それを40分間、そしてシーズン終了までやり続けられるか。ベンチの選手も含めて、みんなで戦いたい。」

2巡目は対戦相手も対策を深めてくる段階に入る。
だからこそ、基本の徹底と揺るがないチーム力が勝敗を分ける。
クィーンビーズが1巡目で培った勝負どころの粘りと修正力が、この2連戦で問われることになる。

山梨から遠く離れた秋田でのアウェーゲーム。
会場へ駆けつけるファン・ブースター、そして山梨から送られる声援も、選手の背中を強く押すはずだ。

試合は両日ともに由利本荘総合防災公園ナイスアリーナで14時トスアップ。
2巡目の鍵を握るこの大一番を、チーム一丸となってつかみにいく。

アランマーレ戦を控えたヘッドコーチ、キャプテンの1巡目の総括も含めた談話

石川幸子ヘッドコーチ

1巡目を振り返ると、開幕戦やハイテク戦での敗戦は反省点ではありますが、切り替えの早さや修正力はチームの成長として感じています。今のメンバーはもっとハードにプレッシャーをかけられるチームであり、そこを出し切れなかったことは2巡目への課題です。

オフェンス面では、移籍組や新人がチームに馴染み、選択肢が増えてきました。後半戦ではさらに精度を高めたいと思っています。また、勝負どころでの集中力や踏ん張りは昨季から大きく伸びた部分で、SMBC戦でも、相手の高確率のシュートに対して諦めず戦い続けた姿勢が結果につながりました。

2巡目は相手も研究してきます。だからこそ「やるべきことを徹底する」ことが勝利には欠かせません。タフなディフェンスから良いオフェンスにつなげること、そしてリバウンド・ルーズボール・イージーショットといった“たった1本”が試合の流れを決めるという意識を持って戦う必要があります。

そして、チームで攻め、チームで守ること。苦しい状況で個に走らず助け合えるかどうかが、勝ち切るチームになれるかどうかの分岐点です。ベンチも含めた全員が同じ方向を向き、100%を出し切ることが、2巡目の戦いには欠かせないと感じています。

アランマーレ戦は、大事な試合だからこそ、楽しんで挑戦してほしいと思います。

キャプテン井上桃子

2巡目の初戦となるアランマーレ戦は、本当に重要な一戦だと感じています。順位が並ぶ中での直接対決ですし、まずは目の前の試合に勝つことが何より大事だと思っています。

勝負の鍵はリバウンドです。相手はビッグマンだけでなく、周りの選手も積極的に飛び込んできます。こちらは5人全員でリバウンドとルーズボールにこだわり、40分間その意識を持ち続けることが必要です。特にスリーポイントを打たれた際のロングリバウンドなど、状況を予測して拾い切ることが流れを左右すると思います。

一巡目では、開幕戦を落とした悔しさを糧にチームがカムバックできましたが、取りこぼしが順位に響くということも実感しました。だからこそ、このアランマーレ戦の2試合は絶対に落とせません。気負いすぎず、いつも通りの力を発揮して戦いたいと思っています。

アランマーレのホームでの試合となり、相手の声援の後押しも強いはずですが、それを跳ね返す熱量で挑みます。40分間戦い続ければ必ず勝機はあると信じています。

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