山梨クィーンビーズ

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流れを引き戻す週末——1巡目ラスト・SMBC戦。

クィーンビーズが迎える1巡目ラストの対戦相手は、今季Wリーグに初参戦しながらすでに3勝を挙げ、順位を5位につけるSMBC。
前節、首位・日立ハイテクに連敗を喫した中で浮き彫りになったのは、GAME2で劣勢に回った後半20分。
攻守にわたり5人が連動して戦うことがクィーンビーズの姿であるにも関わらず、苦しい局面でそれを見失い、個に傾いてしまったこと。
そこから失点を重ねたことは、次への改善点として明確だ。

自分たちの綻びから、SMBCに主導権を渡すことになれば厄介だ。
だからこそ、細部を積み重ねることが勝敗の鍵になる。

前節を振り返り、キャプテン井上桃子はこう語る。
「点差だけ見れば11点ですが、シュート数でいえば数本の違いだと思っています。
1つのミス、1つのリバウンド、1つのオフェンス。
その積み重ねが勝敗を分けると実感しました。綺麗な得点だけでなく、泥臭くワンポゼッションを大切にして戦わなければいけないと思います。

決してどんな局面でも個に走らず、5人が一つになること。
そしてベンチも、ファン・ブースターの皆さんも、アリーナ全体で一体となって戦うのがクィーンビーズが大切にしてきたスタイルです。」

1巡目最後の大事なカード。
会場は前節に続き、我らのホーム・小瀬スポーツ公園体育館。

アリーナを一つに!
連敗を断ち切り、その先へ進むための白星を掴み取ろう。

石川幸子ヘッドコーチの談話

一昨日と今日の練習は、日立ハイテク戦から切り替えて、チーム全体の表情にも前向きさを感じています。
2連敗の課題を自分たちで受け止め、次に向かう準備ができつつあると捉えています。
2連敗は痛手でしたが、この敗戦を次へのきっかけに変えなければいけません。2巡目はさらに厳しい戦いになりますし、ここからは勝ち星と内容の両方を示していく必要があります。チームとしてその意識を共有できたことは収穫だと考えています。
SMBCはサイズこそ大きくありませんが、運動量があり、個々が得点できるチームです。まずは1対1で守り切ること。もし崩された場合でも、チームでカバーし切ることが重要です。オフェンスでは日立ハイテク戦の反省を踏まえ、個に頼らず、チームで弱点を突き切ることが求められます。これまで敗れた試合を振り返ると、相手に押し切られたというより、自分たちのミスから流れを渡してしまうケースが多かったと感じます。大事な場面での細かなほころびをなくし、40分間を戦い抜く姿勢を徹底していきたいです。このSMBC戦で“内容と結果”の両方を取りにいきます。

キャプテン井上桃子の談話

日立ハイテク戦の後半は、自分たちが苦しくなった時に個に走ってしまったことで、ゲームを立て直しきれなかったと感じています。
サイズもパワーも上の相手に対して、焦りの中で本来の姿が出なかったのは、まだ成長しきれていない部分です。

SMBCの警戒ポイントは、まずスリーポイントです。リーグでも成功本数が多く、リズムに乗せてしまうと勢いを持っていかれます。
またガード陣のドライブにも思い切りがあり、相手の得意な形にさせないことが重要です。
タフショットに持ち込み、サイズのアドバンテージを活かし、40分間相手の嫌な部分を突き続けたいと思います。
全員で声を掛け合い、流れが傾いても自分たちのスタイルを失わず最後まで戦い切ります。

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