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年内最後のホームで光を掴む!クィーンビーズの挑戦は続く。
- 2024年12月07日
- admin
甲府信用金庫Presents 甲斐市ホームゲーム
山梨クィーンビーズ 56 - 63 東京羽田
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対東京羽田戦はこれまで3連敗中。リーグ戦の通算成績は6勝8敗で現在4位に位置している。現段階でプレミア昇格挑戦圏内である2位以内を占めるのは、11勝3敗の東京羽田と三菱電機。残り11試合の中で、上位チームの勝敗次第という要素もあるが、クィーンビーズにとっては一つの黒星も許されない状況である。
残り試合を考えると、ここからの一戦一戦が勝負。その第一歩となる今日の東京羽田戦ゲーム1は、チームに勢いをつける上でも絶対に落とせない試合だった。
試合開始直後、井上桃子の得点で先制したクィーンビーズは、リバウンド争いで優位に立ち、内外のボール回しもスムーズであった。中山彩奈のスリーポイント2本を含む攻撃でリズムを掴み、第1クォーターを19-14とリードして終えた。会場を訪れた多くのブースターの声援も後押しし、無難な立ち上がりを見せた。
第2クォーター序盤、東京羽田が粘り強い攻撃で1点差に詰め寄る場面があったが、出原菜月のスリーポイントとアンモール プリート コールのポストプレーでリードを一時6点に広げた。しかし、東京羽田の追い上げを許し、残り2分で東京羽田水野菜穂の得点から逆転される。クィーンビーズは残り53秒で再び逆転したものの、東京羽田の加点により32-32の同点で前半を終えた。
後半は、土田帆乃香の得点で幸先良いスタートを切ったクィーンビーズ。しかし、東京羽田がアンモール プリート コールをダブルチームで抑えにかかると、クィーンビーズのオフェンスは外角シュートに頼る場面が増え、リズムを崩した。一方、東京羽田もシュート成功率が上がらず、第3クォーターは両チームとも低調な得点展開に。この10分間はクィーンビーズが10点、東京羽田が9点と僅かにリードを保ち、42-41の僅差で最終クォーターへ突入した。
第4クォーターも、クィーンビーズはインサイドへのアタックが影を潜め、外角シュートに依存する形が続いた。第3クォーター終了時点ではリバウンド数で東京羽田を37-28と上回っていたが、ここへ来て勝負どころでのリバウンド争いでは東京羽田に押され、セカンドチャンスを掴むことが出来なくなった。対する東京羽田は粘り強くセカンドチャンスやサードチャンスを得点に繋げ、徐々に主導権を握った。残り5分32秒には9点差の最大リードを許し、流れを完全に相手に持っていかれる展開となった。
石川幸子ヘッドコーチはタイムアウトを取り、流れを変えるべく指示を送った。土田帆乃香のスリーポイントで52-56と4点差に詰め寄り、ブースターの声援も響き渡る中で逆転への期待が高まった。しかし、勝機を掴むことは叶わなわず、最終的に63-56で東京羽田が試合を制し、クィーンビーズはこのカード4連敗を喫した。
今日まで3連敗中だったこのカード、敗戦の要因として何度も挙げられてきた「決め切る力」。 その差をまたも見せつけられた今日の第4戦であった。
「決め切る力」は単に「シュートを決めること」ではない。それ以上に、「取り切る」「攻め切る」という勝利への執着心と集中力が含まれている。 リバウンドを取り切り、ルーズボールを追い、攻め切って得点に繋げる。これらが勝敗を分ける鍵となった。
試合後、石川幸子ヘッドコーチや井上桃子、土田帆乃香が口を揃えて話したように、リバウンドやルーズボールへのこだわりは東京羽田が上回っていた。数字の上では第3クォーター終了時点でクィーンビーズがリバウンド数で上回っていたが、第4クォーターに入ると流れは変わり、数字は10-13と逆転した。
勝負どころで執拗にリバウンドに絡む東京羽田は、クィーンビーズのチャンスの芽を摘み取り、自分たちの攻撃の流れを断ち切らせなかった。その姿は、カメラ越しに見ても、勝利への執着心の強さを物語っていた。
こう書くとネガティブな要素ばかりに見えるかもしれないが、これは逆に言えば、クィーンビーズが自分たちの「真骨頂」を取り戻すだけで形勢は逆転できるということだ。 「40分間、泥臭く、リバウンド・ルーズボールを追い続ける」これこそがクィーンビーズの真の姿だ。自分たちの持ち味を、明日の40分間で存分に表現してほしい。
そしてもう一つ、「攻め切る」姿勢について、石川ヘッドコーチはこう話した。 「攻撃してくる選手はすごく怖い。でも、躊躇しているところが見えたら、相手にとって怖さはない。重要な局面でも、慎重になりすぎず、しっかりアタックすることを忘れないようにしたい」と。
今日の敗戦はもう戻らない。 今できることはただ一つ。 明日、自分たちのバスケットを取り戻し、この先に繋がる第一歩を踏み出すことだ。
ファン・ブースターの皆さな 明日は年内最後のホームゲームです。
未来につながる一戦をお見逃しなく 共に戦いましょう。
夢を叶えるために、諦めるのはまだ早い!!
ヘッドコーチ・選手の談話
石川幸子ヘッドコーチ
久しぶりのホームゲームということで、序盤は緊張感もありましたが、しっかり守り、攻めるべきところで攻めることができていたと思います。しかし後半に入ると、リングへのアタックが減り、イージーシュートを落としてしまった場面が目立ちました。その結果、相手に流れを与えてしまったことが敗因だと感じています。
選手たちは最後まで諦めずに戦いましたが、シュートが単発になり、決め切る力が足りなかったのが悔しいところです。特に4ピリオドではリードを許した後、もう一歩踏ん張りきれずに追いつくことができませんでした。タイムアウトではオフェンスで得点を取り切ること、リバウンドをしっかり確保することを指示しましたが、これを形にできなかったのが課題です。
東京羽田にはこれで4連敗となりましたがm勝負所での決め切る力やリバウンドの意識をさらに高める必要があります。練習でやってきたことをしっかり出し切り、フォローし合いながら戦えるようにしていきたいです。
明日は応援してくださるファン・ブースターの皆さんに、勝利をお届けできるよう、しっかり切り替えて全力で挑みます。
キャプテン井上桃子
試合の出だしは良い形で得点を重ね、第1クォーターは自分たちのペースで進められたと思います。しかし、試合が進むにつれて小さな連携ミスやシュートミス、リバウンドの取りこぼしが積み重なり、最終的にはそれが響いてしまいました。特に後半、ゾーンディフェンスを敷いた際には一時的に成功しましたが、相手にアジャストされると対応しきれず、得点を許してしまいました。
また、オフェンスではペイントへのアタックが停滞し、外回しのパスに頼る場面が多くなりました。決めるべきシュートを外してしまったことも課題です。得点が伸びなかったことで、相手に流れを渡してしまったのが非常にもったいない試合だったと思います。
年内最後のホームゲームとして、応援してくださった山梨のファン・ブースターの皆さんには本当に感謝しています。その応援が私たちの力になっていることは間違いありません。明日は今シーズン最後の東京羽田戦となります。しっかりと修正を図り、必ず勝利を掴んで恩返しをしたいと思います。
土田 帆乃香
出だしの部分は良かったと思います。ただ、2ピリオドで追いつかれてしまい、後半は自分たちのミスやリバウンドを取りきれず、得点を伸ばせませんでした。一方で相手はしっかりシュートを決め切り、リバウンドやルーズボールへの必死さでも上回られたことが敗因だと感じています。
東京羽田のほうが最後まで勝利への気持ちが強く、それがリバウンドやシュートの決定力に表れていたと痛感しました。
開幕戦の東京羽田戦と比べれば、チーム全体として成長している部分はありますが、勝ち切れないという課題はまだ克服できていません。明日は今年最後の試合になりますが、今日の反省を生かして必ず勝ちたいと思います。
ホームゲームでこれだけ多くの応援をいただけたことは本当にありがたく、力になりました。明日はファン・ブースターの皆さんに勝利を届け、感謝の気持ちを形にしたいです。
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ハーフタイムショー 日本航空学園によるダンスと吹奏楽のコラボ
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