山梨クィーンビーズ

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試合報告

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2023.11.11  VS トヨタ自動車 第一戦

早野グループpresents
山梨QB 65 – 75 トヨタ自動車

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明日こそ「夢叶う小瀬」の実現を!!

860名の来場者で埋まった小瀬スポーツ公園体育館 クィーンビーズは前半終了時点で20点のビハインドを負うが、4Q残り2分、片山菜々のスリーでトヨタ自動車に対して、この日最少得点差の9点差に迫る。会場内、声援のボルテージが一段上がる中で、クィーンビーズはトヨタ自動車の背中を追うが、点差を詰めることは叶わずこのカード初戦は65‐75で黒星発進となった。

1Q、シュートの精度が上がらないトヨタ自動車に対し18‐20と上々のスタートを切ったクィーンビーズ。 しかし、2Qに入るとトヨタ自動車はディフェンスの圧力を増し、オフェンスを押し上げられたクィーンビズは、オフェンスの足が止まる。 石川幸子ヘッドコーチはこの場面を「相手のハードなディフェンスに対して、インサイドを攻めれなかった。そして周りもボールをもらえず、パスカット・スティールされてはブレイク。簡単な得点に繋げられた時間帯が長く続いてしまった。あそこで強くいけるとファウルをらえるケースもあり、流れを切れるが、逃げてしまうと相手のスティールやうちのミスに繋がってしまった」と悔やむ。 結果、トヨタ自動車に走られ得点差は20点と開いて前半を終了。

ハーフタイムのロッカールームで「チームのボールだからしっかり大事にしよう。そして、オフェンスもディフェンスもしっかりアタックして1点ずつしっかり詰めていこう」と声をかけて、石川ヘッドコーチは選手をコートに送り出す。

ディフェンスの強度が増すクィーンビーズは前半、後手を踏んでいたトヨタ自動車の落ちたシュートに対するリバウンドでも全員がボールに絡む意識を統一してリバウンドに飛び、相手にセカンドチャンスの芽を摘むと、そこからチャンスも生まれ、3Q終了時点で得点差は15点。 残り10分に勝負をかけるが、及ばず10点差での惜しい敗戦となった。

カメラ越しに映る表情に迷いが感じられた前半、そして、その迷いが感じられなくなった後半はリングを見据え、強気のアタックを繰り返したクィーンビーズ。 試合後のインタビューで「10点差での惜しい敗戦」に触れると各選手は悔しさを滲ませた。

10点差は善戦ではない その10点差をどう詰め、どう勝ち切るか。

初戦で苦戦を強いられたトヨタ自動車が今日以上のエネルギーを発揮して試合に入ってくることは間違いない。そのエネルギーに押し込まれず、それ以上のエネルギーを発揮することが出来るか。

リハビリ中の石川明日香を含めた選手17名、そして会場ファン・ブースター一体となって、トヨタ自動車のエネルギーに立ち向かい、明日こそ「夢叶う小瀬」の実現を!!

明日も試合は13時30分トスアップ。

ヘッドコーチ・選手 試合後の談話

石川幸子ヘッドコーチ

本日もご声援ありがとうございました。

今日の試合、1Qの入りは良かったが、2Qに相手のプレッシャーに押されてしまい20点差で前半を折り返すこととなってしまった。この試合の分かれ道と言える時間帯だった。

うちがトヨタ自動車に対してプレッシャーをかけていた時間帯は、相手もタフショットになっていた。そういった部分は良かったと思う。

明日はハードなディフェンスからアタックしていくことが重要。40分間、その姿勢を崩さずに戦い抜くことが、強豪チームと対等に戦い、勝ち切るためには必要なことだと、今日の試合で選手たちも実感したと思う。

トヨタ自動車は明日、更にハードに来る。試合の入りはいつも以上に注意深く、そしてアグレッシブに。そして、ベンチから出ていく選手たちも、試合の流れを繋げられるように「絶対守ってやる、絶対攻めてやる」と気持ちの部分で負けなければやれると思う。

キャプテン濱西七海

終了時のスコアを見ると「良いゲームを出来たかな」とは思うが、やはり2Qでつけられた得点差が最終的に詰められなかった。2Qの初めの段階で、トヨタ自動車の変化に対して、もう少し早くアジャスト出来ていたら、結果も違っていたかもしれない。

ハーフタイムにヘッドコーチから「チームのボールを大事にしよう、シュートまで持っていこう」と言われて、シュートまで持っていくという意識でチームがまとまった。それを体現できたことが後半の戦い方に現れたと思う。

ディフェンスも良くなった分、速攻が出やすくなり流れの中で得点する機会も増た。前半と後半で引きずらずに、ゲームをしっかり変えることができたのは、今日の収穫。

後半はただ守るだけでなく、守られながらも攻めに行って他を生かすことができた。その結果、スリーポイントのアテンプトも増加した。

明日は40分間、オフェンスもディフェンスも全員で攻め続ける。攻めないとボールも人も動かない。その意識を持って臨みたい。

渡邊愛加

試合の序盤でトヨタ自動車がシュートを外していた。そこで、もう少し自分たちの点に繋げられたら良かった。逆に相手は私たちのミスをすべて得点に結びつけていた印象がる。

トヨタ自動車は成功したプレーを継続してきたが、そこを試合中になかなかアジャストできなかった。 今日は「相手もペースに乗れていない感があったので、勝ちたかった」という気持ちは強いが、離れてから10点差までに追い上げることはでいた。それは変わって出たメンバーがディフェンスをアグレッシブにに行い、自分たちに流れを持ってきてくれたから。明日はこれをスタートからやることが必要だと思う。

今日、接戦に持ち込めたからと言っても、私たちがチャレンジャーであることは変わらないし、トヨタ自動車が首位であることも変わらない。相手は代表クラスも多く、個々のポテンシャルを見たら圧倒的に向こうが強いと思う。明日は1人で守りきれないところを5人で守り、1人で点を取れないところを5人で取りに行く。

井上桃子

チーム全体としてターンオーバーが前半は多かった。こっちは、頑張って頑張って2点取ったり3点取ったりしてたのに対して、相手はうちのミスから簡単に得点を重ねて行った。今日はミスが続いた時に、自分たちがこの受け身にな てしまって、どんどん相手の圧に押されされてミスも増えて悪い流れになってしまった。

今週の練習で調子が上がらず、ちょっと弱気になってたところがあり、それは今日の前半も続いていた。しかし、前半が終わりベンチに帰った時に声を出続けてして応援してくれてるファン・ブースターの皆さん姿にすごく感動し、会場の皆さんに自分が心を動かされた。背中を押され、それが4Qの得点に繋がったと思う。

1点差で負けようが、40点差で負けようが「惜しいは無い」と負けたに時は思る。もう1回、頭を整理して、ビデオ見返し、明日またチャレンジしたい。

片山菜々

2Q、オフェンスを上に押し上げられて、下まで持って行けず、相手のディナイがに来る苦しんだ。自分たちのミスから得点を重ねられたのが痛かった。
ハーフのミーティングの時に、サチさん(石川ヘッドコーチに)「このままじゃダメだよね」と気合いを入れられて、皆のスイッチが入った。
それを最初から、自分たちがやらないといけないと思う。

ここ最近、自分の調子があんまり良くなくて、シュートに自信なくしてたが、今日は1本目からファウルをもらえ、 フリースローの1本目が決まり、そこから流れに乗れた。
今日の試合を切っ掛けにして明日に向かいたい。

今日のような試合展開を「良い試合で良かったね」ではダメで、勝ちきれるチームになりたい。

女本日は、女子スポーツの機運醸成・スポーツ振興における連携協定を結ぶFCふじざくら山梨の選手・スタッフの皆さんが応援に駆けつけてくださいました。

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